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農園のブルーベリー2108年
 今日8月7日から、立秋(りっしゅう)に入ります。暑い日が続いています。暑いさなかですが、夜風や早朝の風の中に、かすかな秋の気配を感じます。

 先日も、家族でブルーベリーの収穫に行ってきました。鳥害や獣害を免れ、水害や干害に耐えた果実が、ひっそりと熟していました。我が子は汗だくになりながらも、熟したブルーベリーを見つけては自分の手で摘み、その場で丸ごと食べて喜んでいました。我が子は、こちらで制止しなければ、いつまでも夢中で続けていたでしょう。この夏のいい思い出です。

 体の疲れが癒え、ようやく心に余裕が出てきたので、敷物を洗濯したり、包丁を研いだりしました。現代の生活は、いかにアウトソーシング(外注)を活用して代価を支払い、快適な生活を手に入れることができるかということに向かっていると思います。日常を見回すと、私もかなりその生活につかっていることが分かります。

 かつて南米で生活したときに、母親がたらいに水を張り、その中で子どもの服を洗濯しているのを、日常生活の中でよく見かけました。小さい子どもは楽しそうにその母親のそばにいました。とてもほほえましい光景で、今でも忘れられません。私はその時、家族と時間を共有するということがいかに大切なことであるかを学びました。

 日本に帰国して、このとても大切な失われた時間に気付くことができたのは、私の人生にとって大変な収穫でした。日本の生活では難しいかもしれませんが、私たちが見限り、手放した、二度と訪れない時間を、少しでも取り戻していきたいと思っています。

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