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我が子と食べる栗
 今日10月8日から、寒露(かんろ)に入ります。実りの秋。冬を養ってくれる食糧の、収穫を喜ぶ季節。相次ぐ台風が過ぎ越し、植物たちは傷付きながらも、太陽の輝きを浴びてまた新たにされたようです。庭のブルーベリーの苗木たちも守られました。ブルーベリーは、台風の風をどう感じ、どう受けとめたのでしょうか。いずれにしても必要な経験の一つとなったことでしょう。

 今から3年以上前、2015年の春に、私は農園で不思議な体験をしました。その日もいつものように畑仕事をしていました。そよ風が心地良く農園を吹く中、ブルーベリーの花の蜜を吸うために、ニホンミツバチが群れを成してせわしなく飛んでいました。ブルーベリーの実付きがよくなるのは、このミツバチたちの体に付いた花粉が、他の花に付いて授粉をしてくれるお陰だと思いながら、その様子をぼんやりと眺めていました。

 その時でした。風、光、花、虫、自然すべてが一つにつながっていると実感しました。そしてこの世界は誰かがデザインしたのだと感じました。一見、無駄に思えることにも過不足がなく、不完全さえも完全の一部であるデザイン。それは神でした。今ここに神が存在していると直感しました。その瞬間、ばらばらに思えていた、私のこれまでの人生の経験さえも一つにつながりました。そのわずかな時間に、私はなぜか永遠を感じました。現実よりも現実味のある現実、神の臨在(りんざい)、これが農園で私に起こった神(かみ)体験でした。

 幼い我が子と秋の味覚を味わいながら、私の神体験は今も続いています。

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