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我が家のクリスマス
 12月22日から、冬至(とうじ)に入っています。自然の中にいると、この季節は静かな時だと思います。動物は冬眠、植物は休眠の者たちが、静かに春を待っています。クリスチャンとなってからは、この冬の極まるころに起こった歴史の事実に、今年も思いを巡らせます。

 それは紀元前の12月25日のことでした。神さまが一度だけ、人間に受肉され、世に姿を現されたのです。その日、生まれた一人の赤ちゃんを祝福する記念日が、クリスマスとなり、今日に至っています。名前をイエスというその方は、西暦30年春、30代前半で生涯を閉じられます。

 「メリークリスマス」は、確かに奇跡的な誕生を祝福する、喜びの響きです。それと同時に、全人類の罪を償うために、ご自身の命を差し出し、贖いの業(あがないのわざ)を成し遂げられた方の、尊い誕生の日であることにも、思いが至ります。

 植物の葉の紅葉が、クリスマスで使われる赤色と重なります。神さまが造られた世界の中に、その真理は現されていて、その一つが贖いの色のように私には思えます。クリスマスの祝福はむしろ、尊い贖いによって救われた、私たちに向けられたメッセージだと私は思っています。
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クリスマスの飾り 2017
 12月7日から、大雪(たいせつ)に入っています。辺りはすっかり寒くなりました。天からは雨ではなく、雪が降る季節となりました。自宅の庭のブルーベリーの苗木も紅葉しています。我が家では、クリスマスに向け、企画主任と我が子が飾り付けをしてくれました。

 先日、私にうれしいメールが届きました。差出人は女性です。その女性と私は、これまでに一度しか会ったことがありません。お会いした場所は、長野県駒ケ根(こまがね)市。もう10年以上も前のことです。その時私は派遣前の訓練を受け、日本から「ある国」へ出国しようとしていて、その女性は「ある国」から帰国していました。生き生きと語る彼女の「ある国」の体験談を聞き、私の不安が少しずつ解消されていったことを今でも覚えています。

 「ある国」とは、もちろん南米「パラグアイ共和国」です。その女性とは、私の派遣された場所「エンカルナシオン障害者支援センター」の、初代ボランティアです。青年海外協力隊のパラグアイ隊・養護隊員の私は、彼女の2代目として任務に当たりました。ですから、彼女とは強い結び付きなのです。彼女から届いたメールの内容は、現地の人が今「ヒデ」はどうしているかと言っている、というものでした。

 「パラグアイは、真夏のクリスマスですね。私は、2年ほど前にクリスチャンになりました。あの時、パラグアイの皆さんの生き方に触れ、引かれたことが大きく影響しています。本当に感謝しています。」
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南米パラグァイ料理の再現
 11月22日から、小雪(しょうせつ)に入っています。寒さが深まる入り口に来ました。私は、専業農家の時には、風邪など引かなかったのですが、先週から風邪を引いています。まだ農園のブルーベリーの剪定(せんてい)ができていませんので,来年もまた、自然の遷移(せんい)の中での純粋な芽吹きと実りになることでしょう。

 風邪で弱っている私を元気付けようと、企画主任が手に入る材料で、先日、南米パラグァイ料理を作ってくれました。とてもうれしく、懐かしく、有り難くいただきました。複雑に込み上げる感情で、何とも言えずおいしかったです。

 今でこそ、キリスト者として歩んでいますが、振り返れば、南米に住んでいた時にもこの道に導かれていました。パラグァイ共和国は、国教がキリスト教です。たとえばこうでした。私の住む町の名はエンカルナシオン(受肉顕現じゅにくけんげん:神であるイエスさまが人間の肉体を伴って姿を現すこと)、世界遺産のある町の名はトリニダ(三位一体さんみいったい:神は父と子と聖霊という3つの人格を持ちながら一体であること)、温かい風情がある町の名はコンセプシオン(聖母受胎せいぼじゅたい:イエスさまの母となるマリアが聖霊によって懐胎すること)といった具合です。

 私は幸せです。歴史上実際に起こった出来事を、伝える喜びを持っているからです。私の生き方が、その証しとなれば幸いだと思っています。
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冬に咲く黄色い花
 11月7日から、立冬(りっとう)に入ります。冬が立つ季節。はっきりと冬が来たと、知ることができるのは、新しい命が芽吹き、花を咲かせ、実をならせ、身を枯らし、風に吹かれて種を落とし、また新しい命を芽吹かせるからです。この完全な循環のシステムの中で、季節が巡るからです。

 そして、この複雑なかかわり合いの中で発揮される一繋がり(ひとつながり)の循環システムを、始めからプログラムし、創り出したのは神さまです。しかもこの命のつながりの中に、私の命も生かされていることに気付いた時、この世界が、神さまの恵みにあふれている世界に一変します。

 かつて、自然農法を実践した福岡正信(ふくおか・まさのぶ)氏は、農業のお手本は作為のない自然にあり、農業の完成形は自然であると言いました。福岡氏は、農業を通じて神さまの存在を感じていたのではないでしょうか。私も、農業は自然にいかに近付くことができるか、であると思います。

 私は、証し人(あかしびと)の一人です。『聖書』に収められた多くの証しの中の一つに、次のような言葉があります。昔、イザヤという神さまからの言葉を人々に伝える預言者(よげんしゃ)がいました。次の言葉は、イザヤのあとを受け継いだ弟子グループの中の一人の預言と言われています。神さまの創られた自然とは別に、移ろわず滅びず過ぎ去らずに立つものが在るのです。


「草は枯れ、花はしぼむが わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ。」
                        (『聖書』第23巻「イザヤ書」40章8節)
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寒冷紗を突き破るブルーベリーの苗木
 10月23日から、霜降(そうこう)に入っています。大地には霜(しも)が降り、自然も人も衣替えの季節。澄んだ空気の中を、再びキンモクセイが香っています。

 我が家で育てているブルーベリーの苗木は、まだ小さいですが、とても元気です。昨年、災害に見舞われた農園のブルーベリーの樹から取った枝で、少しずつ成長しています。農園の再生を願って、苗木をまた植えようと思っています。

 最近、私の好きなロックバンドの新しいアルバムが発売されました。彼らの若いころもいいですが、今も味がありますね。かつては赤いバラを情熱的に歌っていましたが、今は青いバラを思いやりに満ちた歌声で歌います。激しくゆるく、ますます深みのある、やさしいアルバムでした。かっこいいですね。

 私も青い花が好きです。かつて月に行った有名な宇宙飛行士が、宇宙から地球を見て言いました。「地球は青かった」と。私は実際に見たことはないのですが、宇宙から地球を見ると、青く輝く美しい星だそうです。私も、地球色をした一輪の青い花を大切に育てていきたいと思っています。