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農園のブルーベリー2108年
 今日8月7日から、立秋(りっしゅう)に入ります。暑い日が続いています。暑いさなかですが、夜風や早朝の風の中に、かすかな秋の気配を感じます。

 先日も、家族でブルーベリーの収穫に行ってきました。鳥害や獣害を免れ、水害や干害に耐えた果実が、ひっそりと熟していました。我が子は汗だくになりながらも、熟したブルーベリーを見つけては自分の手で摘み、その場で丸ごと食べて喜んでいました。我が子は、こちらで制止しなければ、いつまでも夢中で続けていたでしょう。この夏のいい思い出です。

 体の疲れが癒え、ようやく心に余裕が出てきたので、敷物を洗濯したり、包丁を研いだりしました。現代の生活は、いかにアウトソーシング(外注)を活用して代価を支払い、快適な生活を手に入れることができるかということに向かっていると思います。日常を見回すと、私もかなりその生活につかっていることが分かります。

 かつて南米で生活したときに、母親がたらいに水を張り、その中で子どもの服を洗濯しているのを、日常生活の中でよく見かけました。小さい子どもは楽しそうにその母親のそばにいました。とてもほほえましい光景で、今でも忘れられません。私はその時、家族と時間を共有するということがいかに大切なことであるかを学びました。

 日本に帰国して、このとても大切な失われた時間に気付くことができたのは、私の人生にとって大変な収穫でした。日本の生活では難しいかもしれませんが、私たちが見限り、手放した、二度と訪れない時間を、少しでも取り戻していきたいと思っています。
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庭の月桂樹にセミの抜け殻
 7月23日から、大暑(たいしょ)に入っています。夏本番へと、今年は梅雨明け後すぐに突入した感じです。雨もなく、各地で記録的な暑さが続いています。

 先日、また我がブルーベリー園に収穫に行ってきました。イノシシによる被害が続いていて、収穫量は今回もほんのわずかでした。近くに住んでいれば毎日でも様子を見に行けるのですが、今となってはそれは適いません。わずかに残った果実を、大切にしていきたいと思います。

 雨がないので、庭のブルーベリーの苗木に水をやっていますが、セミの鳴き声にいつも圧倒されます。ふと見ると、あちらこちらにセミの抜け殻がたくさんあります。暗闇の世界にいた者たちが、光の世界に出て、造り主(ぬし)によって再び新しく生まれ変わり、古い殻(から)を脱ぎ捨てて、空中へと飛び立ちます。私たちは毎年、この自然の営みに触れてきました。ここに、一つの真実が隠されることなく、現されています。

 人間は新しく生まれることができると説いた人に、ある人が問い返します。「年を取った者がどうして生まれることができますか? もう一度母親のおなかの中に入って生まれることができますか?」と。素直な問いだと思います。しかもこの質問をしたある人は、最高裁判所の議員です。自分の民族の法律については、だれよりもよく知っている人です。ところが説いた人はさらに、「水と霊」によって生まれ変わることができるとお答えになりました。水は永遠の命、霊は永遠の神です。説いた人の名はイエス。問うた人は、最高法院70人議員の一人ニコデモという人でした。

 闇から光へ、地から天へ。セミの営みに、自然の森羅万象(しんらばんしょう)の中に、すでに真実が現されていて、私たちはいつでも神さまの存在を知ることができます。
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庭の香草バジル
 7月7日から、小暑(しょうしょ)に入っています。集中豪雨のあと、照り付ける強い日差しに本格的な夏の訪れを感じます。庭に植えているバジルやペパーミント、アップルミントの香草が、清涼感をもたらし、いやしてくれます。

 10年ほど前、南米の暑い国に住んでいた私は、香草などの薬草を入れて回し飲みをする、清涼感のある現地のお茶を飲んでいました。香草のにおいをかぐと、その時のことを思い出します。その国で私が見聞きしたことや触れたものは、ある愛でした。その愛は、神さまの愛です。イエスという実在した一人の人間を通して、永遠の神さまから私たちに注がれる愛です。その国に住んでいた時には分からなかったのですが、帰国した今ははっきりとそのことが分かります。その国ではどこへ行っても、人々が私に愛を示してくれました。小さな子どもたちからも愛を感じました。愛は、見ることも聞くことも触れることもできる具体的なものでした。その国の人々が、愛の人イエスさまに似た人たちだったからです。

私の生涯で、それは貴重な体験でした。その国の人々の愛に触れたことも、その時『聖書』を全部読み通して御言葉(みことば)に触れたことも、すべてのことが偶然ではなかったと信じています。今では私も、イエスさまに似た者となることができるようにと祈りつつ、一人でも多くの人に神さまの愛を伝えたいと日々を過ごしています。
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雨の中、庭に咲く白い花
 今日7月1日は、「長崎雲仙ブルーベリー園 森のよろこび」の独立開業記念日です。おかげさまで7周年を迎えることができました。応援してくださった皆さまに、大変感謝いたします。

 今一度、「森のよろこび」の状況を説明させていただきます。2016年、極端な天候があり、農園のブルーベリーが大きな打撃を受けました。特に1月の大雪は、長崎県でも40年ぶりの観測記録でした。この時の凍害で、1000本あるブルーベリーの樹の半数が枯れてしまいました。根があまり深くないブルーベリーは、この自然災害に耐えることができませんでした。私たち人間には、この大きな力の前になすすべはなく、生き残ったブルーベリーの回復を見守ることにしました。

 昨年2017年の収穫は、以前に比べるとほんのわずかでしたが、ご予約いただいた方々にお送りすることができました。また、由緒ある旅館から突然ご要望があり、少しだけ納めさせていただきました。

 今年2018年は、早生種も少し収穫することができました。ブルーベリーが少しずつ回復してきています。ですから、あきらめずに農園を継続しているところです。ブルーベリーのご注文がありましたら、いったん受け付けまして、ブルーベリーの収穫に合わせ、ご予約の順番に発送させていただきます。今年の夏も、皆さまどうぞよろしくお願いいたします。
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庭に咲く梅雨の青い花
 今日6月21日から、夏至(げし)に入ります。地球の北半分では、一年のうちで昼が一番長くなる、夏の極みに至りました。遅い時間まで辺りが明るく感じられます。庭に咲く雨に映える花が、青色以外の光を吸収し、青い光の色だけを反射しています。青色を嫌う青い花です。

 我が農園の青色の果実も、これだけ雨がたくさん降れば、裂果しているのではないかと心配です。また折を見て、家族で収穫に出かけたいと思っています。

 我が子の成長を見守っています。日々、何かを獲得していて、それを見るのがとても楽しみです。また愉快です。この成長や獲得や知恵は、一体どこから来るのでしょう。少し前まで、私はよく分かりませんでした。今はとてもよく分かります。

 初め、土から形作られ、命の息を吹き込まれて誕生した人間。それを造ったのは神さまだと信じています。農園の自然に触れていて、そのことに気付いた瞬間がありました。この世界は、偶然に存在しているのではないと、今ははっきりと言えます。それでは神さまのご計画の中にあって、人間の自由意志は存在しないのか。それは存在していると私は思います。夏至を、昼が長いと見ることもできるでしょうし、夜が短いと感じることもできるでしょう。同じものを見ても、受け取り方、感じ方が、人によって違います。同じ境遇にいても違います。そこに自由があり、喜びがあると思っています。必然も自由も、すべてのことを神さまに感謝していきたいと思います。