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牛乳売り(パラグアイ)
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ブルーベリー園ができるまで:
2005年~2007年南米パラグアイ                            
農園主任(秀一)は、青年海外協力隊員として南米パラグァイで美術教師また、養護(特別支援教育)教員として現地の養護学校で2年間勤務。現地の人々は家族との時間を大切にし、のんびり幸せに生きていた。子供たちは貧しくても互いに分け合う純粋な心を持ち、その姿に感動。「彼らのように自然の中で自給自足の生活をしたい!」と将来パラグアイに移住することを決意し、帰国。

2009年 結婚 
帰国後、勤務校で現在の妻(企画主任)と出会い結婚。結婚して間もなく農園主任の体調が悪くなり、病院でいただいた薬が合わず、食事療法をすることに。妻は、これを機に自然治癒力を高める食のあり方について学び始める。

2010年 3月退職&農業への道                                結婚して一年後、体調が悪化するのを懸念し退職。将来南米で自給自足をするために農業生産法人で働き農業を学ぶ。この時期に友人から雲仙市小浜町でブルーベリー農園をされている方の情報を得る。

2010年10月 人生の岐路                                 
農園主任が小浜町のブルーベリー農家(前述)を訪れたところ、ブルーベリーに魅せられ日本でブルーベリー園を営んでみたいという夢が膨らむ。企画主任と相談し南米への移住は止めて、日本で農業をすることを決断する。
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理想の畑!
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小浜町富津漁港
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2010年12月 畑探し・5つの農業委員会巡り                         
ブルーベリー園を開くため残留農薬のない休耕地を二人で探す。なるべく平坦で広く一か所に畑がある場所を探した。長崎市、諫早市、雲仙市、島原市、南島原市の5つの農業委員会を回り、休耕地を紹介してもらった。実際に足を運び、周りの環境、交通の便などを検討した。農園主任、農業生産法人を退社。

2011年1月  理想の畑みつかる!                             雲仙市小浜町でブルーベリー園を営まれている方から休耕地を紹介していただく。その畑はまさに私たちが理想としていた畑そのものだった。小浜町の富津という場所にある畑だった。

2011年3月 小浜町へ移住                                 理想の畑は、当初まだ借りられるかどうかわからなかったが、まず移住することを優先した。雲仙市農業委員会の職員の方、地域の農業委員の方、地元の方々のご協力を得て、畑の持ち主の方々との交渉が始まった。畑の多くは漁師だった方々が半農半漁で生活されるために使われていた畑で、一か所にまとまって在るが、何枚にも区切られており、持ち主が皆違った。持ち主の家々を一軒一軒回り、説明、交渉、契約をさせていただいた。見ず知らずの私たちに多くの方々が快く畑を貸して下さった。本当に有り難い思いで一杯だった(3月に始まった畑の契約交渉がすべて終わったのは、8月だった)。
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2011年4月 開拓を始める                                 契約が終わったところから畑の開拓を始める。セイタカアワダチソウが密集している畑を一本一本手で抜き取り懸命に開拓した。長年使われていなかったため、隣の畑との境界が分からないほど草木で覆われ、石積みはイノシシに崩されていた。

2011年 7月1日 「長崎 雲仙 森のよろこび」独立開業                    税務署へ「個人事業の開業届」を提出し、事業(農業)の経営を開始した。

2011年8月 10月の植え付けに向けて
ブルーベリーの木を10月に植え付ける予定で開拓を進めていたが、セイタカアワダチソウの密集度が高く、一日に進める範囲はわずかだった。また、大きな野イバラの除去に手こずったり、四方八方に広がる太い蔓に悩まされたり、抜根の困難な野生の木を切り倒したり、などなど。機械を使わない人力の手作業のためなかなか進まず焦りが募った。
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2011年10月 第1期ブルーベリー植え付け                         福岡県久留米市田主丸よりやってきたブルーベリー苗木100本を植え付ける。植え付けに使用する水は、すべて町内の湧水を汲んできた。一日2~3回、2リットルのペットボトル72本に湧水を汲み運び植え付けた。

2011年11月 第2期ブルーベリー植え付け                     
田主丸よりやってきたブルーベリー苗木200本を植え付ける。植え付けは、月齢に合わせて植え付け適期に行った。その期間に200本植えつけるためには、一日に植えつける本数が決まっており、何としてでもその日のうちに植えつけないといけないというプレッシャーとの戦いだった。これに合わせて水汲みを一日2、3回行っていたので、疲労は大きいものだった。

2011年12月 第3期ブルーベリー植え付け 合計500本終了           
この年最後のブルーベリー苗木200本を植え付ける。植え付けは、毎日夕暮れまで続いた。完了した時には、二人とも体がボロボロだった。しかし、2011年の目標が達成できた喜びは、この上ないものだった。そして、この町の小浜温泉が体を芯まで癒してくれた。
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初収穫!
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立ち並ぶブルーベリーの木々
2012年 開拓さらに進める
この年の10月からブルーベリーの苗木計500本を植えつける予定であったため、さらに休耕地を開拓した。私たちの作業の様子を聞き、ボランティアで手伝いに来てくださる親族、友人、知人がいた。この方々の協力がなかったら10月の植え付けには間に合わなかったかもしれない。本当に感謝な思いでいっぱいだった。

2012年6月~9月 初めての収穫
2011年に植えつけたブルーベリーの木になった実の収穫をした。5月に出会った雲仙観光ホテルの料理長山本シェフにお届けし、秋のメニューで使っていただいた。また、個人で注文をして下さった方々へ販売した。収穫量は少なかったが、初めての収穫の喜びは大きいものだった。

2012年10月~12月 第4、5、6期ブルーベリー植え付け 
3ヶ月かけてさらに500本の苗木を植え付けた。2011年同様、月齢に合わせて植え付け、町内の湧水を汲んでは運び、苗木にかけてあげた。2年目の経験とはいえ、やはり命を相手にしているせいか1日の終わりにはどっと疲れが出た。

2012年12月 合計1000本の植え付け終了
2011年と合わせて1000本のブルーベリーの植え付けが終了した。なんとも言えない充実感と安堵感に包まれた。終了した時、空に星が優しく光っていた。
こうして「長崎 雲仙 ブルーベリー園 森のよろこび」は、スタートラインに立った。